How to Tie a Tie
The top four tie knots everyone should know.
代表的な4つのネクタイの結び方
初めてネクタイを結ぶ方や、少し気分を変えたいという方にも、
知っておくべき3つのネクタイの結び方と、セルフボウタイの完璧な結び方を、
イラスト付きの手順と動画でご紹介いたします。
The Four-in-Hand Knot
フォアインハンドノット
プレーンノットとしても知られるフォアインハンドノットは、手軽に結べて、やや非対称の結び目が特徴の最もポピュラーな結び方です。ボタンダウンやフォワードポイントのような襟の開きが小さく、襟先が長いカラーと相性がよく、特別なフォーマルシーンを除き、ビジネスシーンをはじめあらゆる場面にふさわしいといえるでしょう。初めてネクタイを着用される方にもおすすめの結び方です。
The Half Windsor Knot
ハーフウィンザーノット
ハーフウィンザーノットは、フォアインハンドよりもフォーマルな機会に用いられ、ビジネスや結婚式などのほとんどのセミフォーマルなシーンにふさわしい結び方です。結び目がそれほど大きくないため、ボタンダウン、フォワードポイント、スプレッドなど、様々なカラー(襟)と相性がよく、また結び方も比較的容易に習得できます。
The Windsor Knot
ウィンザーノット
ウィンザーノットはフルウィンザーとも呼ばれ、人気の高いクラシックな結び方のひとつです。他の結び方に比べて結び目が大きく、左右対称であるため、ウィンザーノットを習得するには練習が必要です。その清潔でエレガントな印象から、フォーマルまたはセミフォーマルなシーンにふさわしい結び方です。また、ワイドカラーのシャツとの相性がよく、ドレスアップしたい時にもおすすめです。
完璧なディンプルをつくるには
ネクタイの結び目に完璧なディンプル(くぼみ)をつくるには、練習が必要です。しかし、見事に結ばれたネクタイから生まれる自信のためであれば、努力する価値があります。
完璧なディンプルをつくるには、親指と中指でネクタイをつまんでひだをつくり、人差し指で崩れないように固定しながらネクタイを締めてください。こうすれば綺麗なディンプルをつくることができます。
ネクタイの結び方を習得するために
ネクタイの結び方を習得するには忍耐が必要です。習得したと感じるまでには、何度か練習する必要があるでしょう。そこでアドバイスです。つい気に入った結び方ばかりを選択しがちですが、ご紹介したネクタイの結び方をすべて習得して、装いの幅を広げてみましょう。ウィンザーノットは特別なときに、フォアインハンドノットは日常使いがおすすめです。これらの結び方のいずれかを選べば、まず間違いはありません。
もうひとつ忘れてはいけないのが、顔の輪郭と相性のよい結び方があるということです。例えば、丸顔の方には結び目が小さめのフォアインハンドが合いますし、面長の方には結び目が大きいウィンザーやハーフウィンザーノットが合うでしょう。
The Bow Tie
ボウタイ
ボウタイは、それ自体が特別な存在です。上品で誇り高く、大胆さの証明でもあります。ボウタイを正しく結ぶ方法を学ぶことは人生において必要なスキルであるばかりか、紳士としての通過儀礼でもあります。定番のネクタイよりも注目度が高まるボウタイは、ファッションアイコンであり、またプレッピースタイルには欠かせないアイテムです。ボウタイの結び方を習得して、ワードローブに加えてみてはいかがでしょう。
結び始める前に:
ボウタイを首回りよりも1/4インチ(約0.6cm)から1/2インチ(約1.3cm)長く調整してください。
エレガントにボウタイを取り入れるには
上質なファッションが持つパワーには大きな責任がともなうとよく言われますが、ボウタイを正しく結んで着用することも決して例外ではありません。緩んだ結び目や、大きかったり斜めに傾いたりするボウタイでは、すべてが台無しになってしまいます。
また、他のアイテムとの調和も考える必要があります。例えば、ボウタイの柄が派手な場合は、控えめで落ち着いた色や柄のシャツを合わせた方がよいでしょう。全体の色や柄が派手すぎて、自分だけが浮いてしまい、悪い意味で注目を集めてしまうかもしれません。
ボウタイの生地は、春から夏にかけてのカジュアルなシーンではコットン素材がおすすめ。ドレスアップしたい場合はシルク素材が適しています。