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Brooks Brothers “Dress Right”

ブルックス ブラザーズの「ドレス・ライト」 トラッドの着こなしはブルックス ブラザーズに聞け!おさえておけば間違いない、正調の着こなしマニュアル。

ネクタイ

マーケティング部長 森脇 保博
“Dress Right”Guide ガイドご紹介 マーケティング部長 森脇 保博

ネクタイ選びのポイント

どんなに廉価なものであろうと、ネクタイは公式に通用するとても大事なアイテム。紳士にとってあなどれません。最近はセブンフォールドタイという7つ折りのものなど、生地や縫製も見事なものが増えてきましたが、それにこだわることはないと思います。大切なのはスーツとシャツとの組み合わせ。どんなふうに自分を印象づけたいか、イメージを持つことが重要です。スーツ姿で人の目線がいくのはVゾーンのなかでもネクタイであり、その人の印象を演出する重要な小道具となります。たとえばプレゼンテーションにはインパクトの強い赤系を、商談のときには誠実な雰囲気のするブルー系を、といった具合に自分の見せたいイメージを考えて選んでいただくといいですね。

おすすめのネクタイネクタイには、大きく分けてソリッド、ストライプ、ドット、小紋などがありますが、ベーシックなのはソリッドかストライプです。とりわけ私どもブルックス ブラザーズがおすすめしているのは、ソリッドではネイビーと赤、そしてストライプ柄の「レップタイ」です。「レップタイ」は、縞の向きがヨーロッパと逆なのが特徴で、アメリカントラッドスタイルの代表と言われています。これは、ピンストライプのスーツと合わせても違和感がありませんから、オールマイティに活用できます。なかでもベーシックな「ナンバー1」とフォーマルにも使える「ナンバー3」のものが重宝していいかと思います。
ストライプタイ
  • 左から
    #1 ストライプタイ #バーガンディ、ネイビー/ライトブルー
  • #3 ストライプタイ #ブラック/ホワイト¥10,500
ブルックス流・洒落たネクタイの結び方。ネクタイの結び目ですが、基本的には、シャツの衿の開きとネクタイの結び目の角度がある程度比例していることがポイントです。ボタンダウンやレギュラーカラーには、結び目が細くて小さいプレーンノット(フォアインハンド)を。ワイド系のカラーには大きさが中くらいの正三角形になる、ハーフウィンザーノット(セミウィンザーノット)をおすすめしています。肝心なのはバランスであり、衿と結び目のバランスが悪いと、野暮ったくなってしまいます。すっきりしたVゾーンを演出するのは、やはりプレーンノット。その場合、結び目の下にディンプルと呼ばれるエクボを作ることがポイントです。ディンプルによって平面的なネクタイに陰影が生まれます。ボリュームを持たせ、立体的に見せることがスタイリッシュに見せる秘訣だと言えますね。
ブルックス流・洒落たネクタイの結び方。

失敗しないコーディネイトのポイント

色使いは統一感を持たせる事。ビジネススタイルのスーツのコーディネイトでは、パターンonパターンはおすすめしません。スーツ、シャツ、ネクタイ、この3つのアイテムの1つか2つを無地にするのが賢明です。わかりやすく言うと、
  • スーツ無地+シャツ無地+ネクタイ柄物
  • スーツ無地+シャツ柄物+ネクタイ無地
  • スーツ柄物+シャツ無地+ネクタイ無地
パターンonパターンでもスタイリッシュな着こなしは出来ますが、その場合、柄の大きさがバッティングしないことがポイントです。すっきり見えることが大事だということですね。色づかいは、3色以内におさめるのがよく、また、ある程度の統一感が必要です。たとえば、ネイビーのスーツだと、シャツが白でもネクタイの柄にネイビーが入っているといった具合に、スーツの色を拾ってコーディネイトすると色のバランスがよく、統一感が出ます。基本的には、ネクタイはシャツに合わせて決めるのがいちばんいいでしょう。本数は週5日として、倍の10本持っているといいかと思います。
アーガイル アンド サザーランド レップタイ、オックスフォード ポロカラー(ボタンダウン) シャツ
  • たとえば、ネクタイのストライプのネイビーとスーツの色を合わせると統一感が出ます。
  • アーガイル アンド サザーランド レップタイ #イエロー¥10,500
  • オックスフォード ポロカラー(ボタンダウン) シャツ #ホワイト¥10,500

1週間のコーディネートスケジュールを。 私の場合は、土・日曜日と祝日に着るスーツはおおむね決めています。これらの日はお客様が多くいらっしゃるので、そのシーズンにご提案したいスーツを着ます。そこから逆算して、他の平日の日は何を着ようかと考えると、おのずと1週間のコーディネイトの計画が立ってくるわけです。職業柄持っているスーツの数は少なくありませんが、気に入っているものは決まっていて、だいたい3,4着を1週間で着まわしています。
ビジネスマンの皆様も、人に合う、会議がある、といったビジネススケジュールに合わせて、事前におおまかなコーディネイトのスケジュールを立てておくことをぜひ、おすすめいたします。そうすれば、朝になって、コーディネイトでバタバタしないですみますし、手持ちのワードローブをうまく着回すことができるでしょう。