MY BROOKS BROTHERS STORY

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株式会社ファーストリテイリング クリエイティブディレクター 木下 孝浩株式会社ファーストリテイリング クリエイティブディレクター 木下 孝浩
株式会社ファーストリテイリング クリエイティブディレクター 木下 孝浩
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STORY12
株式会社ファーストリテイリング
クリエイティブディレクター
木下 孝浩
TAKAHIRO KINOSHITA

PROFILE:

株式会社ファーストリテイリング、クリエイティブディレクター。
大学卒業後、婦人画報社にて『メンズクラブ』の編集者を経て、マガジンハウスにて
『ブルータス』副編集長、『ポパイ』編集長を歴任。今年の5月より現職に付く。

ブルックス ブラザーズの
佇まいや雰囲気に惹かれます

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元『POPEYE』編集長で、現在は株式会社ファーストリテイリングのクリエイティブディレクターを務める木下孝浩さんに、ご自身にとってのブルックス ブラザーズとは、を伺いました。
ブルックス ブラザーズはタグがまず良いと思うんです。ちらっとしか見えないんだけど、すぐブルックス ブラザーズだなって分かる。そのブランドのアイコン的なものが表じゃなくてちょっとしたタグでも分かるというのが、すごく良いなと思いますね。タグが良いのと同じで、ブルックス ブラザーズのお店は佇まいというか、顔が良い気がするんです。何か洋品店って呼びたくなる様な、いつ行ってもそこに欲しいものがある、雰囲気がすごく良いなと思って。
これは僕が最後に担当した『POPEYE』になったんですが、「ニューヨーク退屈日記」という特集を組みました。ニューヨークのブルックス ブラザーズって、朝の8時過ぎ位からやっていると思うんです。朝からトラッドショップがやっている、この何とも言えない不思議さみたいな所が独特で、惹きつけられる所がありました。だからニューヨークに出張に行く度に、朝のブルックス ブラザーズっていうのを楽しみにしていた所はありますね。
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ボロボロのシャツも
直してでも着たい
という気持ちに

一度好きになると同じ物をよく着るんですが、今着ているボタンダウンも、20年以上着ていますが、いつ着ていても変わらないというか、まったく飽きがこない。このキャンディストライプのシャツは、襟も袖も随分擦り切れてきて。普通だったらこんなボロボロのシャツ着るかな、と思うんですが、絶対捨てられない。この襟もできればひっくり返してまた直してでも着たいな、という気持ちになるんです。

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同じ形でオーダーする事によって
自分のスタイルが作れる気がします

同じ物を買っているっていう意味では、夏になるとシアサッカーのスーツをよく着るんですが、一見全部同じ様なシアサッカーに見えますが、ちょっとずつ違っている所があって。トム・ブラウンがブルックス ブラザーズのために作ったブラック フリースのスーツを買った時にすごく自分にしっくりきて、その後ブラック フリースは終了してしまうんですけれど、トム・ブラウンが「マディソン」というブルックス ブラザーズの一番代表的な形(フィット)を元にして作っている事を知って、そしてそのマディソンフィットをベースに青山のお店でスーツをオーダーする様になったんですね。コットンスーツだったり、ツイードやフランネル、ブラックスーツに関しても、全部同じ形でオーダーする事によって、色んなスーツを着ても自分のスタイルっていう物がしっかり作れるような気がしましたね。

大切なブランドであると同時に
常に新しい何かが発見できる

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これから僕も株式会社ファーストリテイリングというグローバル企業で働くのですが、自分達が作って発信して行く立場になった際に、こんな風に大切にされる服という物を考えて表現して行きたいなと思います。ブルックス ブラザーズには200年という長い歴史があって、そこで誰に愛されたとか、蘊蓄だとか、色々あると思いますが、あえて言えば、そこだけが重要な事ではなくて、一番大切なのは、今そこで何が起こっているかだと思うんですね。ブルックス ブラザーズっていうものがすごく自分の中でも大切なブランドであると同時に、常にお店に行った時に何か新しい物を発見できたり、逆に言えば常に古き良きブルックス ブラザーズのスタイルが貫かれている様なお店であってほしいなと思いますね。

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